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2009年2月15日

Beyond the Border Series 『ブ、ブルー』

小田急線に乗って、川崎市アートセンターというトコロに行ってきました。
 
お目当ては、やまも2の大好きな作家、古川日出男さんとダンサー・振付師の黒田育世さんのダンスと文学とコラボレーションです。
 
実際に見る前は、古川さんの朗読ギグと黒田さんの即興ダンスという感じかな?っと思っていました。
 
・・・が、完全にその予想を覆してくれました。
 
まさか、ここまで作り込まれた作品だったとは。
そして、「作品」と表現する理由は、
 
芝居という意味での舞台ではなく、
ダンスではなく、
もちろん朗読ギグでもない。
 
現時点において的確に表現する文字列が浮かばないのであえて、「作品」とこの記事では呼ぶことにします。
 
古川さんが今回の作品のために書いた小説『ブ、ブルー』を書き、
黒田さんがダンスという異なる表現で読み解き、
黒田さんの解釈により再び小説を書き換える。
 
この作業により作られていった作品だと、上演後のアフタートークでお話されていました。読み手(解釈手)と書き手の持つ表現手法が異なり、互いのフィードバック、もしくはフィードフォワードにより作り上げるという過程が、作品という生き物を古川日出男、黒田育世というパータベーションで「変異」させていくようでとても興味深いものでした。
 
アフタートークの段階では、自分の考えがまとまらず質問する事ができませんでしたが、上演後しばらくは心臓の鼓動と体の震えが収まりませんでした。
 
内容に関する感想はうまく書けません。
 
黒田さんの言葉と感情を放つダンス、
古川さんの朗読により空間性を獲得した小説。
そして、この2つの要因から変異して生まれた作品。
 
すごいとしか言いようがありません。今でも思い出すだけで、体が震えて動かなくなってしまいます。本当に観に行って良かったと思います。死ぬまでにこんな経験が出来てホントに良かった。

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