フリーソフトウェアと自由な社会
やまも2が尊敬するハッカーの一人です。
伝説的なハッカーであり、GNUの創設者であり、FSFの中心人物である、リチャード・M・ストールマンの論文集です。
さかのぼること、約10年前、やまも2が大学1年だったときです。
まだ、Windows98も使い方がよく分からず、プログラムなんて1文字も分からなかったとき、母親に言われた一言から全てが始まりました。
「NHKスペシャルでリナックスがすごいって言ってたよ。」
もちろん、GNU/Linuxなんて聞いたことありませんでした。
なのに、何故か分かりませんが、TurboLinuxを買い、牛さんマークのGatewayのマシンを購入し、TurboLinuxのインストールを始めていました。たしか、インストールして、X Window Systemが立ち上がるまでに1ヶ月くらいかかったと思います。そこからは、インターネットに接続するためのPPxPの設定やら、Netscape Navigatorのインストール、メニューの日本語化、XEmacsのインストール、カスタマイズ、メールをやるためのWanderlustのインストール、大学のレポート書くためのLaTexのインストール、TurboLinuxからVineLinux、Kondara GNU/Linuxへの移行と、色々とやってました。
でも、まだこの時点では一切プログラミングしてません。まぁ、ちょっとしたbashのスクリプトは書いてたかもしれませんが。
で、GNU/Linux上でやまも2が愛用していたのがXEmacsでした。そして、そこで初めてリチャード・M・ストールマンの存在を知ったわけです。
今も、MacでEmacsを愛用してます。というか、EmacsとDvorak配列じゃないと、プログラミングが出来ない体になってしまいました。
思い出話はこの辺にして、話を元に戻します。
本当はもっと昔に読んでいてもよかったのですが、今になりました。PICnomeを開発し、ソフトウェアをGNU GPLに基づいて公開するようになり、彼の活動を正しく理解したいと思うようになりました。この本や、FSFの論文をよみながら、オープンソースとフリーソフトウェアの違いを知り、PICnomeをオープンソース・ハードウェアと表現するのを止め、フリーハードウェアと表現することにしました。
現在のソフトウェアやハードウェアの状況をみると、完全にオープンソースがフリーソフトウェアの概念からかけ離れすぎているのは明らかだと思います。今こそ再び、彼の言葉に触れるべきだと思います。
そして、オープンソース・ハードウェアという表現は止めるべきです。現在、オープンソース・ハードウェアの厳密な定義はありません。もちろん、ハードウェア自体に適用できるライセンスもありません。
個人でも、回路図とパターン図があれば、簡単かつ低価格でプリント基板を作れる時代になり、電子部品も入手が容易になりました。今、フリーソフトウェアに習い、フリーハードウェアという言葉を使い、GNU GPLのフリーハードウェア版となるライセンスを作らなければならないと思います。


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